ダイナ・２ｔクラッチオーバーホール

ダイナのクラッチが滑って走らないから交換してほしいという事で依頼をうけ早速仕事に取り掛かりミッションを降ろすのにこのダイナはダンプなので荷台を上げる事が出来ますので平ボディートラックより上側から手が入れられるのでやり易いです。

ただ２トン車となるとリフトで持ち上げることが出来ない（乗用車用のリフトしかない為）のでリジットラック（通常、馬と呼びます）に載せて下に潜って仕事をしなければなりません。

ミッションを降ろしてから、クラッチカバーを外して見るとクラッチカバーも乗用車と比べるとはるかに大きくて重いですが落とさないように気を付けて降ろしましてフライホイールを見ますと案の定、フライホイールにフラッグ（ひび割れ）が入っていますので面研磨をしなくてはならないのでフライホイールを外すのですがとにかく重いのでこれも気を付けて降ろさなければなりません。

前に一度うっかり指に落としてえらい目に遭いました事があったので十分に気を付けてやらないとなりません。

面研磨が終わり出来上がってきてフライホイールを取り付けてクラッチディスク・カバーも付けてミッションを付けるのですがミッションもかなり重いのでセンターの穴が中々合わなくて取り付けに随分時間がかかってしまいました。

後は最後にミスがないか確認をして取り付け完了です。