日産Be-1　久々のエンジン始動

Be-1のエンジンがかからないからと、車検の依頼を受けたのですが10何年間もエンジンをかけていないからと言うより燃料タンクが付いていないのだからエンジンがかかる訳ありません。

そういう事ですから燃料タンクの中古を譲ってあげて燃料ポンプも新品に付け替えました。

このBe-1は、そもそもエンジンを乗せ換えて、元々はキャブレター式のエンジンですがマーチ・スーパーターボのエンジンに乗せ換えてありまして改造申請はしてありますので何の問題はありませんが10何年間もエンジンが動いてないのですからすんなりエンジンがかかる訳ありません。

プラグに火が飛びませんし、燃料もインジェクターから噴射しませんのでかかる訳ありませんから配線から調べたり燃料ラインも調べ要約どうにかこうにかプラグに火が飛ぶようになりインジェクターにも噴射するようになり、やっとエンジンに火を入れられるところまで来ました。

イグニションスイッチをＯＮにしてセルモーターを回して久々のエンジン始動です。10何年ぶりにエンジンがかかった音を聞いて安堵しました。エンジンも喜んでいる様です。

後は足回りの整備ですがブレーキ関係はペダルを踏んでも錆びついて動かず、全部オーバーホールしなくてはなりませんからまだまだ時間がかかります。

それらの整備を全部済ませて車検場に持って行く準備が出来てたので要約車検に持って行き無事車検も受かり安心しました。

長い時間がかかってしまいましたがやっと納車出来るようになりそれから数日して納車しました。