ライフ（ＳＡ）昭和４８年式エンジンオーバーホール

当時、ホンダの360が好きになりと言うか当時は360ｃｃの車だったら何でも良かったのかもしれませんが360ｃｃの車に乗りたくて手に入れたのがホンダのライフ４ドア車でした。

年式も古いので其のうえシングルキャブ車でしたのでどうせ乗るならツインキャブにしてエンジンもオーバーホールして乗りたいと思いオーバーホールする事にしました。

まずバラしていってみたら何しろ車が古いのでやっぱり中はひどい物でした。汚れはひどいし、この車は２気筒なのでバランサーシャフトを２本使っていて振動を打ち消すようになっていますのでバランサーを回すのにチェーンを返してスプロケットを回す用に作られています。

バランサーのスプロケットに中心と周りの間にゴムが入っていて、このゴム部が切れそうになっていましたので危ない状態でした。

もし切れたらバランサーシャフトも回らないし何よりも大事なのは片方のバランサーにオイルポンプが連動しているのでオイルが廻らなくなってエンジンが焼き付いてしまいます。

スプロケットも交換しクランクシャフトとコンロッドのメタルベアリングも一緒に交換して、これで腰下も終わり後はシリンダーヘッドをオーバーホールしてついでにキャブレターもオーバーホールしてちょっとだけ圧縮比を上げて無事完成です。

本当の所ライフではなくホンダＺの方が乗りたかったです。