スバル　レオーネ・クラッチ滑り

昭和のスバルを代表する車レオーネ（今はレガシーに代わりましたが）はＯＨＶの水平対向エンジンで独特の音をした懐かしいエンジンです。

水平対向だからエンジンスペースが限られエンジンストロークを変えずに1000ｃｃから始まって1600ｃｃまでボアアップで排気量をアップしてきたエンジンです。

そのエンジンが載った1400ｃｃのレオーネがクラッチが滑ってるという事で入庫して来ました。

普通クラッチオーバーホールするのにミッションを降ろしますが、レオーネは違います。ミッションではなくエンジンを降ろすのです。

なぜなら、レオーネの場合ミッションを降ろすよりエンジンを降ろした方がやり易いしエンジンの方が簡単にボルト・ナット４本を外せば簡単にエンジンが降ろせるのです。この頃のエンジンはキャブ仕様車が支流でしたから余計な配線とかがないから、今のレガシーになりましてからはさすがにエンジンを降ろすよりミッションを降ろしたほうが早いので今は違います。

エンジンを降ろすのにアルミの水平対向エンジンなのでエンジンが小さいから軽くて一人でも持てますがさすがに車から降ろすにはチェーンブロックで吊り上げないと無理ですのでそこは吊り上げて降ろします。

後は他の車と同じようにクラッチオーバーホールとなり通常の３点交換でクラッチ・カバー　ディスク　スラスト・ベアリングを交換してまたエンジンを載せて終わりになります。

スバルのクラッチ交換はレオーネ時代は楽でしたがレガシーになってからはちょっと面倒です。