ジムニーＪＢ23型　エンジン不調の原因は？

ジムニーがエンジン不調という事で修理に入って来ました。

確かに見てみるとエンジンがおかしいです。プラグが１本ミスしている様で早速プラグを３本外して見ると３番プラグがミスしている様でついでに圧縮を測って見ると３番だけが殆ど圧縮がありません。これでは３番に幾ら火花飛ばしても爆発してないから調子が悪いはずです。

これは多分バルブがダメになっているからだろうと思い、お客さん連絡してシリンダーヘッドを開けないと駄目だという事で了解を得て分解する事になりました。

Ｋ6Ａエンジンはタイミングチェーン式なのでオイルパンを外してその次にチェーンカバーを外さないとシリンダーヘッドが外す事が出来ません。

シリンダーヘッドを外して見て驚きました。何で３番バルブが痩せこけて小さくなってしまったのか、材質に問題があるのかは解りませんがこのお客さんは結構高速を乗るので距離も１０万を超えていますので、しょうがないのかなと思いますがでも他のメーカーの車はこいいう事はまずないのにオイルも規定通りに交換していますが、なぜこうなるかと言いますとジムニーはエンジンが縦置きだから３番シリンダーは冷却が悪いので熱によるバルブが溶けたのではないかと思います。

そうするとエブリーにも同じ事が言えますので、その後のもこう言うが何台かありました。　（ワゴンＲは

ディラーに問い合わせてみると純正オイルを使わなくてはならないからと言う返事で、それは無いでしょうと思います。

高い良いオイルを入れればこういう事は起こらないかもしれませんが、他のメーカーの車はそういう事はまずありませんので納得いきません。

クレームにならないのでお客さんに事情を話し了解を得て直す事になりました。

これからも高速を頻繁に利用なされる方は特にオイルの管理に注意した方が良いでしょう。